社長・山崎登BLOG おしごとたのしく

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歴史から気づく「過去は変えられない、未来は変えられる」

2008/09/13

鹿児島、知覧の富屋旅館から。

歴史から気付くことが多い。

1日目は夜まで歴史について、会社経営について12時まで語って、2日目はいつもと同じ4時半起き。

ザメディアジョン山近社長の御縁で、オザキエンタープライズさん、協電機工さん、コアファインさん、グリーンライフさん、ダスキン福山さん、ヴァリアントさん、ハナテンさん、無門さんなど、総勢50名ぐらいの経営者と社員、かばん持ちの学生が集まった。

現実現場にこそ、真実がある。知覧から、10代の若者、なんと1036人の人が知覧から、特攻で旅立っていって、全国的には5000人の人が命を落とした事実がある。

この地で、「特攻を志願する者は、30分時間を与えるからその場で申し出ること」という志願という名の命令があって、それを必死に皆で考えて、30分後には、全員が一歩前に出て「貴様らの気持ちは分かった」というシナリオで旅立っていった若者がいた事実。

そして、中には家族を持った兵士の奥さんが、家族がいると飛び立てないだろうからといって、先に入水をして命を絶った人もあった。

本当に自分の家族を守るため、愛するものを守るため、日本を守るため、そうやって命を落とした人がいらっしゃるという事実を、こういう場にきて知る事ができた。

過去は変えられない、未来は変えられる。

特攻があったということは、美化することも出来ないし、又それを嫌悪することも出来ない。

ただ、そこにある。

でも、そこに鳥濱トメさんという一人の女性が誠を尽くして、その誠が人の気持ちを動かし、世の中を超えることが出来るのだ。

この特攻に行く若者たちに向かって、「自分はとめることもできないし、慰めることも出来ないけれども、たまご丼をつくってあげる、彼らの話を聞いてあげる、一緒に涙を流してあげることによって、彼らの中にある魂の平和をただ祈ることしかできない。」という思いを一人一人にあたりまえのようにされる尊さ。

平和記念館よりも、この富屋旅館さんに本当の人の誠が詰まっていた。

皆が、「おかあちゃん、おかあちゃん」と実のお母さん以上に慕って。


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今の3代目の女将さんにお聞きしたのだが、そのことを風化させては彼らの魂は本当に浮かばれないと、「彼らの供養と、国の発展のために、これを伝えていくのだ」という信念で、ここにたくさんの方が泊まりにこられた時に、一人一人来たお客さんに「散る為に咲いてくれたか桜花、散るほどものの見事なりけり、特攻の母、鳥濱トメ」という手書きの手ぬぐいを渡して伝えていた。

そしてこの時代に、自分は家族を守る、大事な人を守る、そのために見事に凛々しくいった青年がいて、父親母親を、まわりの人を尊敬し、その若者を少年たちが頭をたれて尊敬するという、人と人との強い繋がりを感じた。

9月20日にフジテレビ系列で、21時から、「千の風になってなでしこ隊」という、この富屋食堂が舞台となるテレビがあるということをお聞きしたので、見てみよう。

歴史を知ることは、未来を変えるためにある。経営者が日本の将来に果たすべき責任は大きい。

ご縁をいただいた、山近社長、ありがとうございました。

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